2017年5月現在、韓国の最低賃金(時給)は6410ウォン(約600円)だが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が進める経済政策では、最低賃金を2020年までに1万ウォン(約1000円)にまで引き上げると公約として掲げている。これに韓国の経済界は反発を強めており、特に自営業者は否定的な立場で、ため息をついていると韓国メディアは報じている。

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最低賃金1万ウォンに引き上げ→事業主への制裁を強化

2017年5月18日の韓国メディアの報道によると、文在寅(ムン・ジェイン)政権は2020年までに最低賃金を1万ウォン(約1000円)にまで引き上げ、事業主に対しての制裁を強化するという。又、「非正規職差別禁止特別法」を作り、非正規職に対する差別を緩和させる計画を明かした。

最低賃金を1万ウォン(約1000円)に引き上げる事は、長期的に見て内需景気を活性化させ、労働意欲を向上させることができる政策という評価が多いが、最低賃金の引き上げによって多数の非正規労働者が解雇されてしまい、貧困に繋がってしまうという懸念も起きている。

事業主「最低賃金が1万ウォンなら商売にならない。」

ある流通大手の関係者は「最低賃金が1万ウォン(約1000円)になると考えると絶望的だ。」と話し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の政策に否定的である。これは、最低賃金が1万ウォン(約1000円)に引き上げられれば、全体的な人件費が1000億ウォン(約100億円)増加すると推定されるかたらである。

コンビニ経営をする店主は「現在の最低賃金でも経営が厳しい。」とし、「こうなったら中国人アルバイトを雇うしかない。」と話す。さらに「中国人アルバイトは言葉が通じなくて息苦しいが、商売にならないから仕方ない。」と語った。

別にコンビニ経営者は「妻と8時間ずつ分けて交代して経営している。それでも人が足らなくてアルバイトを雇っているが、最低賃金が引き上げられれば雇えない。今度は妻と12時間ずつ交代して経営するしかない。」と冗談交じりに話した。

この記事を読んだ韓国人の反応

  • 人件費を上げれば物価が上がる 悪循環だね
  • 日本でさえ最低賃金は7千~9千ウォンなのに ふふふ
  • 俺は2万ウォンになったら会社辞めてアルバイトするよ
  • 最低賃金を引き上げれば解決するという論理は的外れ
  • 時給を1万ウォンにしても、アルバイトに責任感はない
  • この政策は果たされれば失業率はさらに悪化するよ
  • 時給を上げるより、物価を下げてほしい